函館ラ･サール学園PTA関東支部のホームページ

平成２２年度　中学前期合格者説明会報告

日　　時　　　２０１０年１月１７日（日）１０時～１２時半
場　　所　　　ＴＯＣ有明４階
参加者　　６６世帯１１３名（うち児童２２名）

中学前期合格者説明会が、フェルミン校長先生と井上副校長先生をお迎えして開催されました。入試委員長を中心に、中学生のお父さん、お母さんを含め、各学年から総勢３１名のたくさんの入試委員の方々が本説明会の運営をサポートし、無事終了いたしましたので、その模様を報告いたします。

開催場所は、入試会場と同じＴＯＣ有明４階でした。第１回・第２回学校説明会、そして前期入試と同じ会場での開催であるため、入試委員の皆様もなれた感じで配置につかれ余裕をもった運営サポートができていたと思います。

　　

私ども夫婦も昨年息子と一緒に参加させていただいたことを思い出しながら、児童と一緒に参加されたご家族の合格した喜びと入学を希望される気持ちが強く伝わってくる感じがいたしました。また、お父様お母様だけで参加されている方々からは、この学校が本当にどんな学校なのか手探りの状況であることが伝わってきた説明会でした。

１．説明会前の様子
８時半入試委員長を中心にテキパキと指示が出され、注意事項を確認の上、各役割分担に基づき配置につきました。さすがに、皆さんなれた感じで速やかに配置につき、対応されていました。なお、受験会場でもあったため、外案内は無しとしました。

◎会場内
入試の時は、２階～４階の間はエレベーター移動としましたが、今回はエスカレーター移動を基本としましたので、要所要所に立って丁寧に優しくご案内されてました。

◎受付周辺
お母様方を中心にして優しくご案内されていました。あるお母様は、「１人でも多くのお子様に入学してもらいたい気持ちで、特にお子様と来場されたご家族には我が身を重ねて昔を思い出し、気持ちが入ってしまう」とのことでした。

◎保護者体験談
保護者体験談をお話しされる中１のお父様たちが、原稿を片手に緊張した面持ちで事前準備を入念にされていました。昨年ここでの話を聞いて入学する気持ちを新たにしたことを思い出し、お二人にもしっかりとこの学校の良さを伝えていただきたいと思いました。

　　　　　　　　　　

さて、会場では説明会の時にも放映された函館ラ・サールを特集したビデオが流され、ご家族やお子様が熱心に画面に見入る姿が印象的でした。また、私ども夫婦もそうですが、ＰＴＡの皆様も息子さんが１週間前に函館に戻ったこともあり、慈しむように画面やご家族の後ろ姿を見ているのが印象的でした。

２．説明会の様子
◎開始
１０時より入試委員長の司会のもと、ＰＴＡ関東支部長の挨拶により前期合格者説明会が開催され、まずフェルミン・マルチネス校長先生よりラ・サールのファミリー・スピリットについてのお話と挨拶がなされました。

◎学校紹介ビデオ
学校生活および寮生活の様子をわかりやすくＤＶＤで紹介いただきました。

◎井上副校長のお話

ＤＶＤでは紹介しきれないラ・サールでの学校生活・寮生活についてのお話が井上副校長先生よりなされました。

　　　①人間教育重視
　　　②中高一貫６年間の寮
　　　③大部屋生活
　　　④全国区制
　　　⑤費用の低廉さなど

いつもながらにブレのないお話で子供たちの将来にきっと役立ち大きな成長につながるとの話は、何度も聞いているＰＴＡとしても心にしみわたるお話でした。会場の保護者の皆様も春からの子供の生活を想像しながら熱心に聞かれているように思われました。

◎保護者体験談①（中一父）
息子は全寮制の学校に興味を持っていたが当初父親としては否定的であったこと、学校説明会参加後の妻と息子はフェルミン校長の信奉者になったこと、実際の函館学校訪問での温かく丁寧なフェルミン校長の素敵な笑顔の応対に家族全員心酔してしまったこと、そこで分かったことはフェルミン校長は生徒にビジョンを与えられる方であり函館ラ・サールはビジョンを与えられる学校だということ、息子自身の選択・決断を信頼すべきであり親としてその決断に対して責任をとることが大切だということ、などをしみじみと語られ、同じ空間で１年をすごした子を持つ親としても全く同じ思いを感じて、自然に涙と笑顔の中で話に聞き入っていました。

◎保護者体験談②（中一父）

函館ラ・サールに「決めた」瞬間に不安がワクワクに変わる体験を自分と同じように皆さんにも体験していただきたいこと、息子も入学させている函館ラ・サールのOBの方やご兄弟で入学させた親御さんの話が一番信頼できたこと、寮生活体験を通じて息子と私どもに大切な財産になるだろう事を確信していること、などを熱い口調で語りかけられて、共感を覚えました。

３．説明会後の様子
説明会が終了し、お帰りになられる保護者の皆様から個別に、フェルミン校長先生や井上副校長先生、そしてＰＴＡの皆様にも熱心に質問されるご家族、お子様方の姿がたくさん見られ、丁寧にお答えしている姿が印象的でした。

４．まとめ
今回の合格者説明会では、やはりこの春息子の後輩として函館に行くかもしれないお子様方や同じ学校のＰＴＡとして色んなお手伝いを一緒に行うかもしれないご家族の皆様ですので、ある意味連帯感のある雰囲気だったような気がします。そのためか、入試のお手伝いの時よりもさらにＰＴＡの皆様の笑顔が優しさに溢れているように感じました。そして、一人でも多くのご家族お子様方と春に再開できることを祈念いたしました。

取材原稿　中１保護者